Far East Maverick

I am a true maverick. I am far east.

2022年11月第1週ウィークリー・リキャップ

いろいろあるよ、シーズンだもの。

 

10/29 Game 5: OKC 117 - 111 DAL (OT) (2-3)

DAL出場不可:ベルターンス(右膝滲出)、マギー(休養)、ニリキナ(右足首滲出)

OKC出場不可:ギディー、ホルムグレン、ウォーターズ3世

前の試合から連続で延長戦となったが、今回は敗戦。

一時20点弱も差をつけてリードしていたが、またも踏ん張り切れずに逆転負けを喫してしまった。

ただ、実は終始サンダーのやりたいバスケットボールをされていたのも事実。

ガンガンとドライヴしてペイントを攻めてくるサンダーのスタイルに対応できず、さらにはターンオーヴァーからの失点を重ねていくのもサンダーが強いるのが得意な形。

そう考えるとなるべくしてなった結果……なのかもしれない。

まだまだラインアップは試行錯誤中のマヴス、途中ここまでほとんど出場機会のなかったドワイト・パウエルを入れて昨シーズン通りな感じのときには活き活きとコート上が回る様子もあった。

それはそれでいいのだけれど、せっかくの新戦力を溶け込ませてこそ前進があるというもの。

この敗戦を糧に成長していってほしい。

 

10/30 ブラウンJr.がアメリカ代表に

元マヴのチャーリー・ブラウンJr.が11月に行われるワールドカップ アメリカ予選のアメリカ男子代表メンバー入り。

基本的にNBA選手外から選出される今回のロスターだが、活躍すればきっとどこかのチームの目に留まるはず。

頑張ってほしい。

 

10/30 Game 6: ORL 105 - 114 DAL (3-3)

DAL出場不可:ベルターンス(右膝滲出)、ニリキナ(右足首滲出)

ORL出場不可:アンソニー、フルツ、G. ハリス、アイザック、サッグス、M. ヴァグナー

ガード陣軒並み欠場でとんでもないビッグラインアップを敷いてきたマジック。

その高さ長さになかなかアジャストできずにパッとしない時間が長かったものの、最終的には火力で上回り勝率5割復帰。

まだまだ若いマジックの経験のなさに助けられた部分が大きくあったと思う。

 

10/30 グラントを表彰

マヴスはマジック戦のハーフタイム時に、前アシスタントGMキース・グラントを表彰。

グラントはチーム創設の年から42年間マヴスで勤務。

用具係からキャリアをスタートさせ、様々な役職を経て最終的にはアシスタントGMになり、去るドラフトを最後に引退していた。

コートサイドにも彼の名前がチャンピオンゴールドで刻まれている。

 

10/31 ハーディーをレジェンズ

マヴスはジェイデン・ハーディーをGリーグのテキサス・レジェンズアサイン。

しかしこれはすぐに呼び戻す。

 

11/1 ナッシュHCが退任

元マヴでブルックリン・ネッツのHCだったスティーヴ・ナッシュが退任。

一応、「チームと本人、双方合意の上で退任」という報じられ方ではあったものの、実際は開幕から成績が振るわなかった責任をとらせる形での解雇か。

就任時はダーク・ノヴィツキーをACに誘ったと言われるナッシュ。

人生、何が起きるかわからないな。

 

11/1 マギーが地域貢献で受賞

ジャヴェイル・マギーが2022年10月期チャイム・コミュニティ・スポットライト賞を受賞し、同期のNBAケアーズ・コミュニティアシスト賞に推薦もされた。

なかなかコート上ではまだ噛み合わないことが多いマギーだが、コート外では移籍直後からの精力的な活動でいいインパクトを与えてくれている。

 

11/2 ウッドがアディダスと契約

クリスチャン・ウッドがアディダスとシューズ契約。

 

11/2 ハーディーを呼び戻し

マヴスはジェイデン・ハーディーをレジェンズから呼び戻した。

まさかのGリーグ メディアデイのためだけのアサインだった模様。

というか、メディアデイに参加させるということは今シーズンは結構レジェンズで過ごす時間が長くなりそうということかな。

 

11/2 Game 7: UTA 100 - 103 DAL (4-3)

DAL出場不可:ベルターンス(右膝滲出)、ドーシー(Gリーグ)、ニリキナ(右足首滲出)、ライト4世(Gリーグ)

UTA出場不可:ボルマロ、フォンテッキオ、ジューザン、ポッター

キレに欠けて鈍い序盤から徐々に調子を上げていき、今季のサプライズチームであるジャズを相手に勝利!

好転のきっかけはゾーンディフェンスとドワイト・パウエル。

18分で+25を叩き出したパウエルの凄まじい運動量が明らかにこの日のゾーンを支えていた。

ポジティヴな要素は伝播していくもので、攻め気強気なウッドやグリーンのハッスルなど見せ場たくさんの楽しい試合だった。

ところで、ジャズは「指名権集めつつ実はちゃんと考えて戦力取ってました。タンクなんてハナからする気ないですよ」と「フロントはタンクする気なのかもしれないけれど、そんなこと知るか。俺たち(選手)は勝ってみせるぜ」なのかどっちなんだろう。

後者だったら最高に格好いいんだが。

 

11/2 ハーディーをレジェンズ

マヴスはジェイデン・ハーディーをレジェンズアサイン。

今度こそ、Gリーグ開幕戦に向けての本当の意味でのアサイン。

 

11/3 フープス・フォー・トループス開催

マヴスが軍人向けイヴェントのフープス・フォー・トループスを開催。

地域貢献活動と公開練習を通して、現役軍人たちに感謝を示しつつ交流。

今回の開催はジェイソン・キッドHCの発案によるものだったそう。

関係ないけど、日本だとこういうイヴェントは「何で軍人(自衛隊)だけなんだ」「そんな遊んでる場合か」みたいな批判が出てきそう。

 

11/3 レジェンズ開幕ロスター発表

レジェンズが開幕ロスターを発表

レーニングキャンプ・ロスターからはマーカス・ビンガムJr.、マリーク・アイソム、ジェイガン・モズリーの3人がカットされ、12人に。

ビンガムJr.のカットに驚いたが、どうやら全治半年ほどのシーズン絶望の怪我を負ってしまったよう(詳細不明)。

手術は無事に成功したようなので、早い回復と来季の活躍を願う。

 

11/4 Game 8: TOR 110 - 111 DAL (5-3)

DAL出場不可:ベルターンス(右膝滲出)、ドーシー(Gリーグ)、ハーディー(Gリーグ)、ニリキナ(右足首滲出)、ライト4世(Gリーグ)

TOR出場不可:バーチ、シャンパニー、ハーパーJr.、ヴァンヴリート

高い・長い・飛び込んでくるのマヴスが苦手そうなラプターズ相手によく戦って見せ、3連勝を達成!

正直、この日最大の敵は訳の分からない笛を吹きまくってくる審判。

ラプターズがオフェンシヴファウルを吹かれまくる時間帯も可哀想だったが、マヴスもしっかり喰らいまくった。

チャレンジしてもアンサクセスフルだったティム・ハーダウェイJr.のあれがチャージングになる理由を誰か教えてほしい……。

それはさておき、この試合では今シーズン初めてスターティングラインアップを変更。

最近活躍が目立つパウエルを先発起用し、それに伴ってローテーションや各場面でのラインアップも変更された。

これがかなり効果アリといった感じだったが、試行錯誤はまだしばらく続いていきそうな感じも。

リードを守れない展開は相変わらず(今回は多分に審判の所為)だが、ぎりぎり踏ん張れる力はついたとポジティヴに捉えたい。

これからこれから。

 

 

そして、現在ルカ・ドンチッチが開幕から8試合全てで30得点超えを達成しており、これ以上の達成者はウィルト・チェンバレンしかいない(マイケル・ジョーダンも抜いた)という記録的進行中。

果たしてどこまで続くかワンダーボーイ