この記事は、Mavs PRのTwitterアカウントの以下のツイートを翻訳しています。
The 2019-20 Mavericks season is a wrap, and it was historic on so many levels.
— Mavs PR (@MavsPR) 2020年9月1日
Here are just a few of the notable stats and milestones achieved by the team this year. pic.twitter.com/gh1rmdhzt9
ちょっと長いので画像ごとに分けて全4回記事にしています。
2019-20シーズンまとめ
マーヴェリックスはレギュラーシーズンを43勝32敗(勝率57.3%)で終え、これは2014-15シーズン(50勝32敗、勝率61.0%)以来の好成績でした。
ウェスタン・カンファレンス7位シードの位置を得て、2020年NBAプレイオフスでは2位シードのロサンゼルス・クリッパーズ相手に敗退はしたものの6試合まで渡り合いました。
これがダラスにとっては40年のフランチャイズ史上で22度目のプレイオフ進出(最近20年間では16度目)で、2016年以来の進出でした。
ダラスで500勝
リック・カーライルは、アトランタを123-100で下したゲーム(2020年2月1日)でダラス・マーヴェリックスのヘッドコーチとして500勝目を記録しました。
カーライルはこれで一つのチームで500勝以上を達成したNBA史上13人目のコーチに。
これまでの達成者はグレッグ・ポポヴィッチ(サンアントニオ・スパーズ)、ジェリー・スローン(ユタ・ジャズ)、レッド・アウワバック(ボストン・セルティックス)、レッド・ホルツマン(ニューヨーク・ニックス)、フィル・ジャクソン(シカゴ・ブルズとロサンゼルス・レイカーズ)、ジョン・マクリード(フェニックス・サンズ)、アルヴィン・アトルズ(ゴールデンステイト・ウォーリアーズ)、エリック・スポールストラ(マイアミ・ヒート)、ドン・ネルソン(ミルウォーキー・バックス)、パット・ライリー(ロサンゼルス・レイカーズ)、ジーン・シュー(ワシントン・ブレッツ)、ルディ・トムジャノヴィッチ(ヒューストン・ロケッツ)です。
カーライルのダラスでの現在の成績は513勝448敗(勝率53.4%)に。
2020年2月21日、オーランドでの122-106でのダラスの勝利によって、カーライルはジーン・シュー(784勝)を抜いてNBA歴代コーチ勝利数16位に。
2019-20シーズンを終えた段階で、カーライルは794勝659敗(勝率54.6%)を記録しています。
マーヴェリックスでの12シーズン目を終え、カーライルはNBA3番目に長い在任中ヘッドコーチとなっています。
上位二人は、サンアントニオのグレッグ・ポポヴィッチとマイアミのエリック・スポールストラ。
NBAのヘッドコーチ(デトロイト、インディアナ、ダラス)として18シーズンの間にカーライルはチームを13度プレイオフに導いていて、うち8回はダラスでのものです。
NBAでのランク
マーヴェリックスはリーグ史上最高のオフェンシヴレイティング(115.9)を記録し、NBAの歴史で見ても大変に素晴らしいオフェンスでシーズンを締めくくりました。
1シーズンでの100ポゼッション当たりの得点記録(115.0)をこれまで持っていたのは、2018-19シーズンのウォーリアーズです。
- オフェンシヴレイティング(115.9):1位
- 1試合平均得点(117.0):3位
- 1試合平均リバウンド(46.9):4位
- 1試合平均ターンオーヴァー(12.7):2位
- ターンオーヴァーあたりのアシスト比率(1.94):4位
- 1試合平均3ポイント成功数(15.1):2位
- 3ポイント成功率(36.7%):10位
- 1試合平均セカンドチャンス得点(14.5):3位
最多40点差勝利
マーヴェリックスは今シーズン、40点差以上での勝利を3度記録し、1シーズンでの新フランチャイズ記録を樹立。
1シーズンでのNBA記録にも並びました。
- 2019年11月20日、48点差(142-94)でゴールデンステイトを撃破
- 2019年11月22日、42点差(143-101)でクリーヴランドを撃破
- 2019年12月7日、46点差(130-84)でニューオーリンズを撃破
NBA史上、1シーズンでの最多40点差勝利(3回)
2019-20ダラス・マーヴェリックス、2019-20ミルウォーキー・バックス、2017-18ユタ・ジャズ、2016-17ゴールデンステイト・ウォーリアーズ、1988-89ロサンゼルス・レイカーズ、1988-89フェニックス・サンズ、1971-72ロサンゼルス・レイカーズ、1970-71ミルウォーキー・バックス、1968-69ボストン・セルティックス
連勝ストッパー
ダラスは2019年12月16日、ミルウォーキーの連勝を18で終わらせ、マーヴェリックスのフランチャイズ史上最長連勝ストップ記録としました。
2019年12月1日にはレイカーズの連勝を10で終わらせていたので、2019-20シーズンにダラスが二桁連勝を止めたのはこれが二度目でした。
ダラスは2019-20シーズンで3連敗をしていない唯一のチームでした。
マーヴェリックスはまた、連戦で連敗することは一度もなく、これを達成したのはフランチャイズ史上3度目です(2001-02、2006-07)。