遂に! プレイオフ!!
4/16 1st Round Game 1: UTA 99 - 93 DAL (0-1)
レギュラーシーズン最終戦で左脹脛を痛めたルカ・ドンチッチを欠いて始まったシリーズ、初戦は残念ながら黒星。
ドノヴァン・ミッチェル&ルディ・ゴベールを7得点に抑え、試投・成功ともにリーグ2位を誇るジャズの3ポイントを2/11と守った前半。
オフェンスはルカ不在ゆえにジェイレン・ブランソン&スペンサー・ディンウィディーの個人技に頼る場面が多く行き詰まっていた感はあったものの、なかなかに良し。
ただ、オールスター二人に割いた分、ボヤン・ボグダノヴィッチに20得点を取られてしまったことと、ある程度織り込み済みとはいえそれでも嵩んだファウルが痛かった。
修正を期待した後半だったけれど、むしろ相手にアジャストされてしまい、ボグダノヴィッチをケアしたこともあってミッチェルが第3Qだけで19得点。
終盤にリード保持できないジャズの課題とマヴスのディフェンスでのハッスルもあって接戦にはなったものの勝ち切るまでは至らず。
試合通じてゴベールのFGを0/1と守るなど頑張りはあったが、リバウンドで53-34(オフェンシヴリバウンド13-7)はさすがにきつい……。
それでも、ルカ抜きでも十分戦えるという思いと、ルカがいれば……という思いが入り混じる試合だった。
4/18 ライトがオールGリーグ受賞
モーゼス・ライトが2021-22オールNBA Gリーグ1stチームに選出。
Your 2021-22 All-NBA G League First Team
— NBA G League (@nbagleague) 2022年4月18日
🏆 Justin Anderson, @TheMadAnts
🏆 Justin Tillman, @CPSkyhawks
🏆 Moses Wright, @TexasLegends
🏆 Trevelin Queen, @RGVVipers
🏆 Mason Jones, @SouthBayLakers pic.twitter.com/CBgPOc3RBq
同じく1stチームには元マヴのジャスティン・アンダーソン(フォートウェイン・マッドアンツ)の名前も。
また、同3rdチームにはテキサス・レジェンズからジャスティン・ジャクソンとカーリーク・ジョーンズも選出。
Your 2021-22 All-NBA G League Third Team
— NBA G League (@nbagleague) 2022年4月18日
🏆 Anthony Lamb, @RGVVipers
🏆 Luka Garza, @MotorCityCruise
🏆 Justin Jackson, @TexasLegends
🏆 Jared Harper, @GleagueSquadron
🏆 Carlik Jones, @TexasLegends pic.twitter.com/iFhttSwpX3
さらにカーリークはオールルーキーチームにも選出。
Your 2021-22 NBA G League All-Rookie Team
— NBA G League (@nbagleague) 2022年4月18日
🏆 Charles Bassey, @blue_coats
🏆 Luka Garza, @MotorCityCruise
🏆 Micah Potter, @SFSkyforce
🏆 Carlik Jones, @TexasLegends
🏆 Mac McClung, @SouthBayLakers pic.twitter.com/YrBl9NsHUj
もちろんレジェンズでも活躍していたライトだけれど、シーズンの長くはアグアカリエンテ・クリッパーズ所属。
そこからマヴスと2ウェイ契約を結んでのレジェンズ入りだったので、これはまたもマヴスのフロントによるいい動き。
外からも撃てる機動力のあるインサイドプレイヤーはマヴスがまさに欲しいタイプの選手なので、ぜひさらに育って戦力になってくれることを期待!
4/18 1st Round Game 2: UTA 104 - 110 DAL (1-1)
ルカは引き続き欠場ながら、ブランソンがその穴を補って余りある大爆発!
3ポイント6/10を含む、キャリアハイ更新の41得点で効率性44という図抜けた数字を記録。
さらにはマクシ・クリーバーがレギュラーシーズン後半の大スランプを完全脱出し、同郷のヒーロー ダーク・ノヴィツキーと見まごうばかりの3ポイント8/11と集中砲火。
書いていたらきりがないぐらいに全員頑張ってもぎ取った最高の勝利だった。
そして何がすごいって、この試合もリバウンドは50-31とGame 1同様19本も少なく、オフェンシヴリバウンドに至っては11-2とGame 1以上の差に。
それでも3ポイント中心に勝つって、これはもう本当に正しいゲームプランとそれをしっかり遂行できたということに他ならない(しかもターンオーヴァーは3本のみ![全てディンウィディーが前半にしたものだけ])。
コーチ陣もプレイヤー陣も、みんな本当によく頑張ってくれた。
少し泣く。
4/21 1st Round Game 3: DAL 126 - 118 UTA (2-1)
またも素晴らしい試合!
すごかったがゆえに、ブランソンとクリーバーにGame 2の活躍継続を期待するのは酷というものだし、それは正直計算するべきものでもない。
と思っていたら、見事継続してやってのけた二人なのだったという。
ドリアン・フィニー=スミスとレジー・ブロックは毎試合当然のように40分以上の出場でミッチェルやらボヤンやらジョーダン・クラークソンやらを追いかけまわしてくれているし。
そしてこの試合で何よりも泣かせてくれたのはジョシュ・グリーンの3ポイント3本。
Game 2ではゴベールにマッチアップされ大きく外を捨てられたグリーン。
にもかかわらず、外を撃つ気配すらなくライン周辺をぐるぐると動き回り、挙句突っ込んではブロックされてしまっていたグリーン。
それがゴベールのディフェンスを嘲笑うかのように……(涙)。
4/22 ドンチッチは売上8位に
NBAストア.comでの2021-22シーズン後半のジャージー売上ランキングが発表。
マヴスからはルカが8位にランクイン。
The NBA's top-selling jerseys list... based on https://t.co/I0ypSvgOGI sales from the second half of the 2021-22 season! pic.twitter.com/e0G8UufuB7
— NBA (@NBA) 2022年4月22日
移籍や背番号変更をしたスターの売上が伸びるのはそりゃそうだろという感じなので、それらと無縁の人たちは本当にすごい。
ということで、マヴスファン以外は予想していなかったであろう2勝1敗のシリーズリード。
Twitterを見ていると「ルカ抜きのマヴスに負けるとかジャズやばいな」みたいな意見が多いのだけれど、試合を観てもらえれば「マヴス、ルカ抜きでも強いんだな」ということがわかるはず(前者はそもそもマヴスにもジャズにも失礼)。
今年のマヴスは本当にいいチームだと思う。
この調子でLet's Go Mavs!!!!