2017-18シーズンから導入されたジャージースポンサー(左胸についているアレ)。
各チームがどこと契約しているのか、そういえば全部は知らないなと思ったので、せっかくなのでまとめてみました。
なお、全て2019-20シーズン中断中現在の状況です。
アトランタ・ホークス:シェアケア
シェアケアはアトランタに本社を置く企業で、健康改善・促進のための情報を個人向けに提供するプラットフォームを運営しています。
ボストン・セルティックス:ゼネラル・エレクトリック
通称“GE”はボストンに本社を置く、超大手複合企業にして総合電機メーカー。
本来のロゴは青を基調としたものですが、ジャージー上ではデザインを配慮してセルティックスのカラーに合わせた緑のものに。ちょっとクローヴァーっぽく見えるのも合っていていいですね。
ブルックリン・ネッツ:インフォア
日本でもサービスを展開するインフォアはニューヨークに本社を置くソフトウェア会社。日本ではコンサルティングなどを行っている模様。
シャーロット・ホーネッツ:レンディングツリー
レンディングツリーはシャーロットに本社を置く、アメリカ最大のオンライン・マーケットプレイス貸出を運営する会社。
シカゴ・ブルズ:ゼニ・オプティカル
ゼニはメガネ通販会社。特にシカゴの企業ということもなさそうです。
クリーヴランド・キャヴァリアーズ:ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー
日本でもお馴染みグッドイヤーは社名の通りタイヤとゴムの会社。本社はレブロン・ジェームズの生まれ故郷、アクロンという繋がりっぷり。
羽が生えた靴のロゴが案外バスケっぽくていい感じにマッチしてます。
ダラス・マーヴェリックス:チャイム
チャイムはインターネット銀行企業。
今シーズン途中からマヴスをスポンサードしています。
前スポンサーがいきなり降りて、しばらくスポンサーなしだったマヴス。スポンサーロゴがない方がジャージーのデザイン的には本来すっきりするんですが、なんだかそれはそれでちょっと寂しかったです。
デンヴァー・ナゲッツ:ウエスタンユニオン
デンヴァーに本社がある金融企業。長い歴史を持つ大企業です。
デトロイト・ピストンズ:フラッグスター・バンク
ゴールデンステイト・ウォーリアーズ:楽天
日本でのNBA展開でもお馴染み、ご存じ日本のIT企業。
FCバルセロナもスポンサードするというスポーツ分野への力の入れっぷり。一体いくらかかっているのか……。
ヒューストン・ロケッツ:ロキット
恐らくIT企業(調べたんですがいまいちよくわからなかった……)。
F1チームのスポンサーもしている模様で、そちらでも「何の企業?」と話題になっていたようでした。
スポンサード理由は語呂?
インディアナ・ペイサーズ:モトローラ
モトローラは通信会社。
ロサンゼルス・クリッパーズ:バンブル
バンブル、いわばマッチングアプリ。
そういうところもスポンサーになってくるのか、とちょっと驚きました。偏見は良くないですね。
ロサンゼルス・レイカーズ:ウィッシュ
ウィッシュはネットショッピング事業の会社。
本来の水色のロゴを、ジャージー上ではレイカーズカラーに合わせてパープルに。セルティックスのGEといい、歴史の長いチームのユニフォームはファンへの配慮からこういう対応が採られているのかもしれません。
メンフィス・グリズリーズ:フェデックス
メンフィスに本社を置く、日本でもお馴染みの物流サービス会社。
グリズリーズはホームアリーナの名前もフェデックス・フォーラムです。
マイアミ・ヒート:アルティメット・ソフトウェア
ヒートと同じフロリダ州のウェストンに本社を置く、企業向け人材管理システムを運営するテクノロジー会社。
ミルウォーキー・バックス:ハーレーダビッドソン
ミルウォーキーに本社を置く、言わずと知れた人気オートバイメーカー。
ミネソタ・ティンバーウルヴズ:フィットビット
スマートウォッチ、ウェアラブル・デヴァイスなどを販売する……何会社というんでしょう。
どうでもいいんですが、ウルヴズのジャージーを見るたびに、ラインの間にロゴがすごいぴったり挟まっているな、と思います。
ニューオーリンズ・ペリカンズ:ザタレインズ
ニューオーリンズに本社を置く、食品・調味料会社。
ケイジャン料理に欠かせないスパイスを販売している会社で、まさに地元ならではという感じがします。
ニューヨーク・ニックス:スクエアスペース
ニューヨークに本社を置くソフトウェア会社。ウェブサイト制作とそのサポートサービスを提供しています。
オクラホマシティ・サンダー:ラヴズ・トラヴェル・ストップス&カントリー・ストアズ
オクラホマシティに本社を置く、トラックストップとコンビニのチェーン。アメリカっぽい。
申し訳ないんですが、個人的には全チーム中で一番ロゴがジャージーに合ってないスポンサーだと思っています。
オーランド・マジック:ウォルト・ディズニー・カンパニー
説明不要のエンタメ企業。
本社はカリフォルニア州バーバンクですが、オーランドと言えばウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートがあります。同リゾート内にはNBAエクスペリエンスというNBAプレイヤーになったかのような体験ができるアミューズメント施設も。
フィラデルフィア・76ers:スタブハブ
スタブハブはオンラインチケット販売会社。現在はeBayが親会社なんですね。
フェニックス・サンズ:ペイパル
日本でもご存じの、決済サービス会社。
ポートランド・トレイルブレイザーズ:バイオフリーズ
バイオフリーズは商品名で、実際の企業名はパフォーマンス・ヘルス。医薬品・理学療法機器製造会社です。ちなみにバイオフリーズは鎮痛剤。
サクラメント・キングス:ブルーダイヤモンドアーモンド
こちらも、ブルーダイアモンドアーモンドは商品名で、企業名はブルーダイアモンドグロワーズ。
サクラメントに本社を置く、アーモンド専門の農業協同組合兼マーケティング会社。
サンアントニオ・スパーズ:フロストバンク
フロストはサンアントニオに本社を置く銀行で、テキサス州内に多数の支店とATMを展開しています。
トロント・ラプターズ:サンライフ・フィナンシャル
トロントに本社を置く、長い歴史を持つカナダの金融サービス会社です。
ユタ・ジャズ:5フォー・ザ・ファイト
5フォー・ザ・ファイトは、がん闘病のための5ドル寄付を呼び掛ける非営利団体であり、がん治療研究組織です。
ところが実は、ジャズとジャージースポンサー契約を結んだのはユタ州プロヴォに本社を置くクアルトリクスという、アンケート調査などを行う経験管理会社。このクアルトリクスが、5フォー・ザ・ファイトに権利を“寄付”したことでこのような形に。
そんな活用方法がと驚く、素晴らしい考えです。
ワシントン・ウィザーズ:ガイコ
ガイコは大手の自動車保険会社。
以上、2019-20シーズン中断中現在の全30チームのジャージースポンサー状況でした。
導入当時は批判も多かったこのスポンサー制度ですが、個人的にはホームタウンやチームの色が出て面白かったり(ディズニーパークのスポンサーみたい)、ジャズとクアルトリクスみたいな素敵な動きが見られたりするので結構賛成派です。
一応、期間限定での試運転制度のようですが、続いてくれるといいですね(ただし、今以上の範囲拡大はせずに)。