Far East Maverick

I am a true maverick. I am far east.

2022年7月第1週ウィークリー・リキャップ

オフなのに、思った以上に話題が多い。

そりゃあFA交渉が解禁された週だから……と思いきや、FAの話題は少ない。

 

6/25 コリンズを招待

マヴスはクレムゾン大のポイントガード、デヴィッド・コリンズをサマーリーグに招待。

 

6/26 ブロックがプライドパレードに参加

ジー・ブロックがニューヨークで開催されたプライドパレードに参加。

特徴的なドレッドもプライドカラーに染められ、変わらずLGBTQ+コミュニティへの支援を続けている。

 

6/27 ルカ1発売延期

6月30日(現地日程)に発売が予定されていた、ルカ・ドンチッチ初のシグネチャーシュー“ジョーダン・ルカ1”。

アメリカのSNKRSから消えており、発売延期となったことが確認されたそう。

延期後の新発売日は未定で、理由も不明。

そもそも発売予定がなさそうな日本はどうにかしておくれ。

 

6/27 グラントAGMが引退

マヴスのキース・グラント アシスタントジェネラルマネジャーが引退。

最後の仕事となったのは先日の2022年ドラフトだった。

今後は相談役としてチームには関わってくれる模様。

グラントは球団創設の年に用具係としてマヴスで働きはじめ、以降今に至るまで(厳密には連続ではないものの)42年間、肩書きを変えつつもチームを支えてきてくれたレジェンド。

人員不足の折にはサマーリーグとはいえヘッドコーチをしたこともあるというので驚き。

「やったことがないのはレギュラーシーズンでのコーチだけだ」なんて冗談を飛ばせるぐらい、まだまだ元気。

 

6/27 オルストンJr.を招待

マヴスはGリーグ ソルトレイクシティ・スターズのガード、デリック・オルストンJr.をサマーリーグに招待。

 

6/28 ドンチッチがESPY賞候補に

ルカが2022年ESPY賞のベストNBAプレイヤー部門にノミネート。

その他の候補者はステフィン・カリー、ジョエル・エンビード、ニコラ・ヨキッチの3人。

授賞式では昨年の受賞者でもあるカリーがプレゼンターを務めるのだけれど、もし今年もカリーだったら自分で自分の受賞を発表するのか……?

 

6/28 フィニー=スミスがフープキャンプに参加

ドリアン・フィニー=スミスがマヴス・フープキャンプに参加し子どもたちと交流。

なんとコリーヴィル高校でのキャンプとダンカンヴィル高校でのキャンプにハシゴ参加。

契約が大きくなっても人柄は変わらず。

 

6/28 ハーディが会見

ルーキーのジェイデン・ハーディがダラスに到着し、簡易会見を行った。

「ブラッドリー・ビールやデイム、ジェームズ(・ハーデン)と比較されるけど、比較は比較。自分自身のスタイルがある。試合に出て彼らとやり合うのが待ちきれないよ。俺という存在を見せつけてやるんだ」

と自信を覗かせてくれた。

マヴスにはこれまでにも今にもあまりいないタイプな気がするので、楽しみ。

挙げた比較選手たちより自分の方が優れていると思うかと訊かれ、「ああ、そう思うよ」とも。

 

6/28 ローソンを招待

マヴスはCEBL(カナダ)ゲルフ・ナイトホークスのシューティングガード、A.J. ローソンをサマーリーグに招待。

 

6/28 ハーディングを招待

マヴスはNBLチェコ)ERA・ニンブルクのポイントガード、ジェリック・ハーディングをサマーリーグに招待。

 

6/28 ピンソンにクォリファイイングオファー

マヴスはセオ・ピンソンにクォリファイイングオファーを行い、制限付きフリーエージェントに。

これは2ウェイ契約選手に対して行うもので、これによって他チームにとられてしまわないようにするための動き。

一方で、もう一人の2ウェイ契約選手であるモーゼス・ライトにはクォリファイイングオファーを行わず。

 

6/29 ブロックがトランスジェンダー支援団体へ寄付

ジー・ブロックがマヴスとマヴスのジャージースポンサーでもあるチャイムと協力してダラスを拠点とするトランスジェンダー支援団体マレイジア・ブッカー・ファウンデーションへ約273万円を寄付。

団体の名前にもなっているマレイジア・ブッカーは、2019年に銃殺されてしまったトランス女性。

 

6/29 サマーリーグのスケジュールが微変更

マブスサマーリーグスケジュールが微妙に変更。

  • 7月9日(土) 5時 @ ブルズ
  • 7月12日(火) 11時 @ジャズ
  • 7月13日(水) 11時半 vs. サンズ
  • 7月15日(金) 9時 @バックス

※全て日本日程。5試合目は上記の戦績により後日決定。

 

6/30 サマーリーグロスターが発表

マヴスの2022年サマーリーグロスターが発表

  • デリック・オルストンJr.(ソルトレイクシティ・スターズ)
  • マーカス・ビンガムJr.(ミシガン州大)
  • アイゼイア・ブラウン(テキサス・レジェンズ
  • デヴィッド・コリンズ(クレムゾン大)
  • ジャスティン・ゴラム(テレコム・バスケッツ・ボン)
  • 郭昊文 / ハウウェン・グワ(上海シャークス
  • ジェリック・ハーディング(ERA・ニンベルク)
  • ジェイデン・ハーディ(Gリーグ・イグナイト)
  • A.J. ローソン(ゲルフ・ナイトホークス)
  • ジェイレン・ラキュー(ウィスコンシン・ハード)
  • ミエ・オニ(ユタ・ジャズ
  • アレッサンドロ・パヨラ(ヴィルトゥス・ボローニャ
  • モーゼス・ライト(ダラス・マーヴェリックス/テキサス・レジェンズ

指揮を執るのは今年もグレッグ・セントジーン アシスタントコーチ。

テキサス・レジェンズのジョージ・ガラノプラス ヘッドコーチがアシスタントコーチとして入っているのも連携が取れそうで良いね。

 

6/30 マギーと契約合意

マヴスはフェニックス・サンズからフリーエージェントとなっていたジャヴェイル・マギーと3年約27.3億円(約9.1億円/年)で契約合意。

最終3年目はプレイヤーオプション。

マギーのマヴス所属は2016年以来2度目。

ただ、ルーキーのハーディとマギーの両方にタックスペイヤー・ミッドレヴェル例外条項を適用するのでは? との噂から実際は3年約23.3億円(約7.8億円/年)なのではと考察する記事もあり。

まあ、実際これは契約解禁になってみないとわからない。

 

6/30 ブランソンがニックスと契約合意

マヴスからフリーエージェントとなっていたジェイレン・ブランソンがニューヨーク・ニックスと4年約141.4億円(約35.3億円/年)で契約合意。

最終4年目はプレイヤーオプション。

移籍か→いや再契約残留か→いや、やっぱり移籍か→移籍濃厚になってきたぞ……というドラマ(?)を経て、やはり去ってしまった。

直前にはマヴスフロント陣+選手数名でニューヨークに乗り込み、最後の面談を行うという噂もあったが、結局それもブランソンサイドからキャンセルされ、マヴスは正式にオファーを出すことすら叶わなかったとか。

サラリーキャップのことはさておき、バード権などから提示可能オファー面では一番有利だったマヴスだが、今回の決断は金銭の問題ではなく(と言ってもニックスのオファーはすさまじい)、幼少期からの憧れであるほぼ地元のニックスでのプレイを選んだ……ということらしい。

面談キャンセルも「もう心は決めているから、無駄な時間と労力を割かずに他のFA獲得に注力してくれ」というブランソンなりの優しさだったのかもしれない(希望的推測)。

移籍しちゃうのかなーという気持ちと同じくらい、なんだかんだで残ってくれるんじゃないかなーとも思っていたので、準備ができていたようなできていなかったような。

それでも、最高の条件で憧れの場所での機会を得たブランソンの飛躍を期待して応援したい。

4年間ありがとうブランソン。頑張れ!

 

7/1 ピンソンと契約合意

マヴスはピンソンと単年契約で再契約合意。

昨シーズンまで2ウェイ契約だったピンソンは2ウェイ契約条件である「NBA経験年数4年以下」を超えてしまったので、今年からは本契約しか結べず。

しかし、晴れて本契約獲得となりました。

ベンチやロッカーでの彼の影響はもはや皆が知るところながら、実はゲームに出さえすれば結果も結構しっかり残している。

だからこそ、代替10日間契約からここまでのし上がってきたわけで、今シーズンは更なるチャンスと飛躍に期待したい。

 

 

元々契約下選手が多かったこともあり、割とロスターは埋まり気味なマヴス。

ここから大きく動くのであればトレードしかないわけだが、果たしてそんなことは起きるのか。

個人的にはウッド獲得のトレードでさえ驚いたくらいに、今オフはほとんど動かないと思っていたので、これでほぼ終わったとしてもむしろ納得なのだけれど、どうなることか……。