Far East Maverick

I am a true maverick. I am far east.

2022年4月第5週ウィークリー・リキャップ

長い長いシリーズもようやく決着!

 

4/23 1st Round Game 4: DAL 99 - 100 UTA (2-2)

レギュラーシーズン最終戦で左脹脛を痛めて以来欠場が続いていたルカ・ドンチッチの復帰戦となったこの試合。

ルカの復帰=シリーズ決着みたいな声が割と聞かれる中で、個人的には不安もあり……。

ここ2試合の勝利は明らかに「ルカが不在だからこそ」の戦い方で勝ってきたので、ルカの復帰によってそのリズムが崩れたりその事実に依存してしまったりが起きるのではないかと思っていたのだけれど、案の定というか前半は攻守ともにぎくしゃくとした状況。

ジェイレン・ブランソンはタイミングに苦しんでいたし、若干スタンスが変わったディフェンスでは穴も目立ってしまった。

それでも第3Qでは修正して巻き返し(でも、良かったのはルカがベンチにいたブランソン主体の時間)、勝負はラストポゼッションまでどちらに転ぶかわからない展開に。

結果、ドノヴァン・ミッチェルにアンド1を許し、ドワイト・パウエルがフリースローを2本外し、スペンサー・ディンウィディーの逆転ブザービーターは外れて悔しい1点差での負けになってしまったけれど、前半の悪さが響いてしまった結果だし、出場時間制限もあったルカの実戦での慣らしだったと思おう。

 

4/23 “ルカ1”お披露目

ルカ・ドンチッチの初となるシグネチャーシュー“ジョーダン・ルカ1”がお披露目。

頼む日本で売ってくれ。

 

4/25 ブランソンがMIP投票11位に

2021-22起亜モストインプルーヴド・プレイヤー賞が発表され、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが受賞。

同時に得票内訳も発表され、ジェイレン・ブランソンが3位票を2票獲得し11位だったことが判明。

 

4/25 1st Round Game 5: UTA 77 - 102 DAL (3-2)

シリーズで初めて大差がつく結果となった試合。

マヴスにとってはここに来て“シリーズ三つの鍵”を完璧に遂行できた形。

  1. 対3ポイント守備:ジャズは3/30で成功率10%
  2. ボックスアウト&リバウンド:40-49で初勝利(オフェンシヴリバウンドも7-11)
  3. ファウル注意:24-18でジャズよりも少ない

ジャズの入らなさはさすがに不調の波が来てしまった感はあるものの、ここまで4試合マヴスが厳しくディフェンスし続けた結果でもあると思う。

リバウンドはチームのトップリバウンダーであるルカが戻ってきたことは予想以上に大きいし、そこをコントロールできたことがファウルの減少に繋がった。

そして、最初3戦で26・25・24得点をあげていたボヤン・ボグダノヴィッチがGame 5と6では12・2得点なのは明らかにルカのディフェンスにリソースを割いているから。

ということで、ルカの復帰は予想通り、そして予想以上にあらゆるところに影響を及ぼしているのだった。

ただ、この日マヴスはルカがモンスターな日だったものの、3ポイントは12/43で27.9%、ベンチ得点は実質ディンウィディーの7得点のみという決していい数字ではなかった。

そんな日でも大勝できたことでかなり余裕が生まれたけれど、どうにか改善していかないとどこかで苦しむ部分でもある。

気を引き締めてGame 6に臨み、昨年のリプレイは絶対に避けたい。

 

4/25 マヴスがビジネス賞を受賞

マヴスが3年で2度目となるインクルージョン・リーダーシップ・アウォードを受賞。

なお、昨年分は新型コロナウイルスの関係で持ち越しになっていたため、今年のものが2年分に相当する形。

つまりは連続受賞。

また、アメリカンエアラインズ・センター ゲスト体験部門副代表のジーナ・チャパが2022年ピート・ワインミラー・ゲスト体験革新賞を、またマヴスは他にもシーズン総チケット売上とパートナーシップ成長賞も受賞。

 

4/26 マリヤノヴィッチがチームメイト賞2位に

2022年トワイマン=ストークス・チームメイト・オブ・ザ・イヤーが発表され、同時に得票内訳も発表。

ボバン・マリヤノヴィッチは1位票最多獲得も、惜しくも2位。

しかし、1位票がチームメイト数割れとなってしまったルーディ・ゲイよ……。

ジャズって仲悪いの……?

 

4/27 ウェストがBIG 3へ

元マヴのデロンテ・ウェストがトライアウトを通過して2022年BIG 3ドラフトの対象に。

浮いては沈み、浮いては沈みを繰り返していたウェスト。

これを最高のきっかけとして頑張ってほしい。

 

4/27 ブロックショット寄付は約193万円に

今シーズンもワッタバーガーの協力で1ブロックごとに約6,400円の寄付を行っていたマヴス。

結果、合計約193万円をエデュケーション・オープンズ・ドアーズとエデュケーション・イズ・フリーダムへ寄付。

 

4/28 1st Round Game 6: DAL 98 - 96 UTA (4-2)

ついに……!

2011年優勝以来のシリーズ勝利!!

序盤は緊張からか疲弊からかかなり緩く重く、常に相手に先手を譲るような形で進み、イマイチすぎる出来。

しかし第3クォーターで攻守ともにひっくり返すという、まさに今シーズンの得意パターンをしっかりこの大事な一戦でやってみせてくれた(最初から頑張れという声もある)。

Twitterの方で一人一人感謝と称賛を書いたのでここでは割愛するけれど、本当にみんなよく頑張ってくれたからこその、最後は運も味方してくれたのではと思う。

マヴス最高。

 

4/28 ディンウィディーがボーナス獲得

カンファレンス・セミファイナル進出に伴い、スペンサー・ディンウィディーは約1,300万円のボーナスを獲得。

ちなみに、ディンウィディーは優勝すると約130円のボーナスがもらえます(笑)。

 

4/29 グラントAGMが引退

マヴスのアシスタントジェネラルマネジャーを務めているキース・グラントが今シーズン終了後に引退し、チームの顧問となる予定とのこと。

グラントは1980年の球団創設時に用具管理としてキャリアをスタートさせ、バスケ部門副代表を務めたこともある人物で、40年以上にわたり球団に関わってきた功労者。

 

4/29 カンファレンス・セミファイナル スケジュール発表

フェニックス・サンズ対ダラス・マーヴェリックスのカンファレンス・セミファイナル全スケジュールが発表。

  • Game 1:5月3日(火・祝)11時
  • Game 2:5月5日(木・祝)11時
  • Game 3:5月7日(土)10時半
  • Game 4:5月9日(月)4時半
  • Game 5:5月11日(水)時間未定
  • Game 6:5月13日(金)時間未定
  • Game 7:5月16日(月)時間未定

※全て日本時間。Game 5~7は必要な場合のみ。

 

 

いざフェニックス。